借金返済に苦しむ生活を長く過ごしていると心が折れてしまい、メンタルの病気に陥ることもあると思います。
私は元々メンタルは強いほうで、そもそも借金問題以上の人生で一番心が折れることがあったので、今の多重債務状態でメンタルに支障をきたすことはありません。
ただ今の借金を抱える原因が、人生で一番心が折れることから始まっているので、何かをキッカケとして少し疲れた気持ちに浸ります。
このまま借金返済を抱えて生きようと思った私
私の現在の借金は、ほぼ全部が遊んで消えたものです。
僅かな貯蓄がなくなると、すぐさま当たり前のようにキャッシングを重ねていきました。
最初のクレカの限度額が満額になると次のカードローンというように、それこそ100万円なんてアッという間でした。
負債総額が200万円に到達するのも時間はかからず、わずか2年で300万円の借金を超えました。
それ以上は、数えなくもなりました。
アバウトに350万円ぐらいかな?別に380万円でも400万円いってなければいいやというドンブリ勘定でした。
それから時間が薬となってくれて、少しずつ折れた心が回復していくのと同時に、現実の借金地獄に突入しました。
そういう事情で抱えた借金返済ですので、特に後悔はしていないのですが、私の事情に関係なく毎月の返済日は容赦なく訪れます。
私の心が折れた原因と借金を結び付けて親に相談できないということもあって、弁護士にも相談しましたし、信用できる知人にも相談しました。
ダブルワークは当たり前、水商売をしながら返済に明け暮れてました。
家には売るものは何もなくなり、もう売るものは最後、自分しかないというところまで追い詰められました。
借金の相談相手に恵まれました。
ただ負債を整理するだけでの事務処理であれば、近所の司法書士や弁護士に頼めば問題ないと思います。
私がその時、相談相手に求めたことは借金問題だけではなく、折れた心の回復方法でした。
その両面で良き相談者に恵まれたのは幸いでした。
自暴自棄になり、人と関わることが嫌でたまらない私に最善の方法を授けてくださいました。
借金問題も片付いて順調にいわば社会復帰していきました。
そして或る日、私は自分から人と関わらない世界を選択しました。
パソコン1台で生活していこうと決めたのです。
周囲の支えや新しい巡り合いがあり順調に歩みはじめました。
それまで住んでいたアパートも引き払い中古マンションを購入するまでになり、自営業者として会社の代表にもなりました。
それまでの個人の借金とは別に事業者(法人)としての融資も受けることができ、殆ど部屋でパソコンに向かう毎日はニートに近いものがありますが、それを差し引いても私が望んだことのすべてが順調でした。
そんな時に限って、折れた心をフラッシュバックするような気持ちに襲われたのです。
過呼吸で苦しすぎて、救急車を呼んでそのまま倒れて、病院に担ぎ込まれて入院しました。
その時に思ったのです。
借金返済が終われば、あの時に戻ってしまう
あの時とは、自暴自棄になってキャッシングを繰り返していた借金返済の始まりです。
つまり、あの頃の折れた心に戻ってしまうという恐怖を感じたのです。
多重債務に陥り、そこを抜け出すために、無駄に長い時間を失ったとばかり思っていた私ですので、その時間的損失を取り戻せないことは分かっていました。
でもいざ借金問題が落ち着くと、今度は取り戻さなくてもいい、忘れておきたい折れた心が復活してしまったのです。
もしかすると、ある意味これも借金返済の後遺症なのかもしれないですけど、それであれば、これからも返済に苦しまない程度の借金を抱えて生きようと思いました。
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