ちゃんと返済しているのに減らない借金。
当然のように重くのしかかる元金に対する金利負担。
この金利の負担が借金返済に苦しみ、借金が減らない大きな理由でもあるのですけど、何の抵抗もなくまたクレジットカードを使いリボ払いにしてしまう現実。
お金の管理にだらしないと言えばそれまでだけど、この便利なカード社会でクレジットカードを使わずに生活するほうが不便です。
不便さと引き換えに借金が減らないと嘆くのもどうかと思うけど、お金の管理にだらしないというよりは、私の人間性が流されやすいに尽きます。
借金が減らない3つの理由(わけ)
そう、私の借金が減らない理由は、何といっても1番は、毎月、口座から引き落とされるカードローンの返済が当たり前になっていても危機感が薄いことです。
それは、私が借金に慣れてしまったからだと思います。
今の私は、クレジットカードのリボ払いだけで残債が250万円はあるはず。
「あるはず」というのは、借金返済総額の計算をするのも億劫になり、単純にカード会社からの毎月の請求額の引き落とし額6~7万円を48回払いで計算しているだけだからです。
もしかしたら60回払いなのかもしれないけど、借金返済がいつ終わるのか、リボ払いが残り何回で終わるかも分かっていないという現実。
そもそもリボ払いって何回払いなのか?も分からずに、自動リボ払いになっている私のクレジットカードです。
それでいて「借金が減らない」と、嘆くことだけは一人前の私です。
私の借金が減らない3つの理由
- 元金に対する金利負担の割合が大きすぎるので減らない。
- 借金返済することが当たり前になっていて慣れてしまっているので無くならない。
- 残債や返済回数を把握していないので終わらない(終わる気がしない)
もはや、のど越し過ぎれば何とやらで、私の借金癖は治らない。
最初の債務整理をしてから12年
またしても借金が減らずにデフォルト宣言(債務整理)しそうです。
12年前と今も借金が減らない理由は、大きく変わっていないと思うけど、当時は本当に「何で借金が減らないのだろう?」と悩みながらも、とにかく借りたモノは返さなくてはいけないという一心から、必死になって借金返済をしていたのだけど、気がつけば「これ以上必死になったら頭が変になる」ところまで追いつめられてしまいました。
当時の私は、毎月のお給料が手取りで23万円ほどで、現在の消費者系のカードローン(当時は消費者金融カード)2社に毎月5万円ほどの返済をしてたのですが、なかなか借金が減りませんでした。
借金返済をして家賃を払って、人並みの食費と人並のお化粧品などを支出すれば、自然と毎月末には1日1日を凌ぐようなそんな毎月の生活でした。 そうして返済期間が長期化すればするほど、金利が泡洗顔のように膨らみ続けて、結局また月末になるとお金が足りなくなるから消費者金融で、お金を借りて凌ぐ。
泡洗顔のように膨らむ金利、そんな借金返済生活を3年ほど過ごしていました。
それでも何とか凌いで毎月の返済(金利のみ返済をしてたり)はしていたのですが、消費者金融に精神的にジワジワと押し込まれていくように2社の消費者金融カードは借入れ額の上限まで達してしまい、今度は新たに作成した3社目の消費者金融カードで借りて返すという、絵に描いたような自転車操業が始まっていきました。
つまり、消費者金融の借金を、別の消費者金融で借りて返すという状況に押し込まれていったのです。
もちろん化粧品の購入をする余裕もなくなり、エッセンシャルシャンプを水で薄めてボディシャンプと併用して使うようになり、更に10倍に薄めて1本のシャンプーを化粧水代わりに、本当の意味でのオールインワンで使っていました。
ここで普通の人であれば、誰かに相談して、その誰かがお金のトラブルに詳しくて、弁護士の知り合いなんかもいて・・・結局は問題を放置しない限りは時間が経つと解決してしまうのが借金だと、今では思うのですが、私の場合はそう一筋縄ではいきませんでした。
働けば返せる金額という意識
当時も今も、私にはこの「働けば返済できる」という意識があります。
立派な心がけだと思うのですが、問題が1つあり、そこには一切の生活費が含まれていない計算式なのです。
つまり、「毎月借金返済できる可能な額=毎月の収入額」という観念があるのです。
人間、水だけで生きていけるわけはないのですが、上記の計算式には一切の余計な支出が含まれていないのです。
お給料全額を右から左に消費者金融に返済したとしても、返済することで何とかなると考えてしまうのです。
別の言い方をしますと返済したことによって、また前を向けるというような面持ちです。
大袈裟に言うと、借金が減らないでとっくに地獄に堕ちてるのにも気づかずに「地獄に堕ちずに済んだ」と安堵しているのです。
ですので当時も今も、私の借金が減らない理由は、この妙な計算式のような固定観念や計算式が頭にあるせいで、いつも大きな遠回りをしてうのです。
元金に対する金利負担の割合が大きすぎるので減らないことや、借金返済することに慣れてしまっているので無くならない、残債や返済回数を把握していないので終わる気がしない等は、後付けの最もらしい理由にすぎません。
そんなことは、普通の社会人なら始めから分かっていることです。
借金が減らない1番の理由は、その人その人の考え方です。
私のように意地になって返済しても、無駄に時間と労力を費やすだけです。
借金が減らないと感じた時、その時が行動のターニングポイントです。
そこからまたお金を借りてでも何とか凌ごうと行動する私のようなタイプは、いずれ時間の問題で破綻します。
減らない借金の理由は、繰り返し借りてしまうことで債務全体が膨らんでしまい、状況が悪化してしまうケースです。
人は返せないお金を借りようとしないですし、貸す側も返済の見込みのないお金は貸しません。
それでも「借金が減らない」と悩むほど、追い込まれてしまう原因や理由は、自分の考え方にあると思うのです。
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