前回の債務整理から早くも8年近くが過ぎようとしています。
あれほど「二度と借金などするまい」、「金策に走り回るのはもうたくさん」と思っていたのが、すごく昔のように感じます。
こんな事を言っては何ですが、自分で地道に返済を続けてきたことと、債務整理をして、ある日突然、借金から解放されるのとはかなり重みが違うのではと最近考えます。
今度こそは地道に自分のお金で完済したいと考えていますが、なかなか現実は厳しいようです。
後遺症からの復帰と借金返済
前回の債務整理の後、私はほぼ無一文になりながらもお金を貯める方法を考え続けてきました。
それこそ、売れるものは全部売りましたし、最後に残ったのは自分だけ・・・
そんなことすら考えていました。
それからいろいろな出会いや別れがあり、やっとのことで自分に向いている仕事にたどり着けたと確信をしていました。
それがインターネットを使ったコンサルティングや執筆業だったのです。
思い出したくない過去と現実
本当に死に物狂いで働きました。
寝る間を惜しんでというか、何かにとりつかれたようにパソコンに向かっていました。
初めは単価も低く、働けど働けどお金は貯まりませんでした。
「継続は力なり」昔の方はよく言っていましたが、続けていくうちに信用は少しづつついたように感じました。
そして、その信用は単価に反映され、やっと人並みに生活ができるようになってきました。
その矢先に今回の事は起こりました。
借金完済の恐怖と職業を失う恐怖
少しづつ自覚はしていたのですが、私はメンタルが弱いのだと思います。
過去にお世話になった方、一時は一緒に生活をした方。
借金完済が近づくにつれ、私だけが幸せになってもいいのかという恐怖感があります。
特に私の場合は借金の始まりが喪失感からのショッピング依存だったので、借金がなくなると、またあの思いをすることにと思ってしまうのです。
そうして徐々に私のメンタルは崩壊していきました。
でもわかっているのは私だけ。。
お医者様も看護師さんもカウンセラーさんも私の事を健常人と判断したのです。
「どうしてわかってくれないの」
私はあの時、自然と自分の指を差し出したのです。
そして、入院期間の延長を勝ち取った代償に仕事を失ったのです。
失った信用
パソコンを打つ大事な指を失っただけではなく、もっと大切な仕事を失いました。
入院していることも誰にも告げず・・・
メールのレスも全く出来ない状態。
締め切りはとうに過ぎている案件も多数あり、中には入金済みの案件も・・・
そんなことでは仕事を無くすのはあっという間です。
指がしっかりとつき始めた1カ月後。
身体は治りかけましたが、仕事は全部なくなりました。
補償金の支払いをして、謝罪のメールをして。
完済に向かっているときの感情より、この方が私に向いているのではないかとの感情も生まれました。
ただし、現実は冷たいもので、先立つものが全くなくなりました。
唯一の希望はあのカード
全く当てにはしていなかったのですが、増枠申請をしたイオンカードが奇跡的に増枠申請が通過していました。
しかも、大幅に増枠がされていて、大台までもうすぐといった感じです。
「借金が増えて何が嬉しいんだ」とのお叱りも頂くこともあると思います。
でも増枠が出来たということは、私も少しはイオンに認められたとの安心感を感じたのです。
しかも限度額までショッピングをしたのにも関わらず、さらにあと数万円の買い物ができるという事までわかりました。
以前の政務整理の時、借り入れは自分の貯金だと勘違いしたことから増え続けていきました。
今回も同じです。
でも、今度こそは、しっかりと自分自身で返済をしたいなと考えています。
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