前回お話した通り、今回、お借り入れをしたところは個人の方からでした。
しっかりとした人間関係を築いていたと思っておりましたし、本当に仲良くして頂いておりました。
しかし、今もなのでしょうが・・・
借金で切羽詰まっていると、何もかもが見えなくなってしまう。
お金を返済すること以外には考えられなくなってしまう欠点があります。
今回、お借り入れをした金額の合計は80万円でした
個人の主婦の方にはとても大きい金額。
しかも初めはご主人には内緒で貸して頂いておりました。
しかも2回に分けて。
1回目は40万円。
2回目も40万円。
必ず翌月には返済しますと約束しながらも、ズルズルと返済できずにいました。
どうしてもお金が捻出できませんでした
それは昨年、私が入院していた時期。
その前には仕事もしっかりあり、返済の目途はついていました。
個人でも仕事を受け付け。
小さい企業ではありますが、企業にも籍を置かせて頂き、仕事をさせて頂きました。
一生懸命、借金の返済を頑張っているつもりでした。
借金返済と返済後の恐怖
ここ何年も借金返済のためだけに働いています。
そして、順調に借金は減っているつもりでした。
実際には利息を払っていただけでしたが。
そんなギリギリの精神状態のなか、ついに何もできない状況になってしましました。
甘えかもしれませんが、心が何にも反応しなくなってしまったのです。
借金返済が出来ないと、何故か連絡が増えます
色々なところから鳴る電話の嵐。
初めは電話越しに謝罪を繰り返していました。
「来月の月末には利息分だけでもお振込み致します」
「申し訳御座いません。職場と家に連絡することだけは勘弁してください」
電話は借り入れをした会社からだけではありませんでした。
「納期は過ぎていますが、いつ完成しますか」
「お支払いをしたのにも関わらず、連絡が取れないのはどういうことですか」
皆さん、おっしゃっていることは正しいです。
全部、私が悪いのです。
ですが、もうココロが折れてしまっていました。
ある日を境に、携帯もメールもすべてシャットダウンしてしまったのです。
そこからは地獄の始まりでした
何回かに分けて結局1か月近く入院をさせて頂きました。
本当に危ないところだけ、多めに返済して。
今考えても、私最低ですね。
パソコンも携帯も持たずに、いや持つことを身体が拒否してしまったのです。
入院中は本当に安らぎました。
お薬のせいだったのかもしれません。
仕事の事も考えずに、借金の事も考えずに、ただただ寝るだけ。
自分の指を折ってまで出たくなかった病院。
ですが、いつまでも置いてはくれませんでした。
帰宅後にはひどいことになっていました。
ポストには電報が山ほど入っていました。
もちろん、圧着はがきも多数。
そして、借り入れをした彼女からの手紙も入っていました。
「家族旅行に行くまでに、半分で良いから返済していただけませんか」
「主人に内緒でお貸出ししているので、バレたら大変なことになるのでお願いします」
涙が出ましたが、ご返済が出来ませんでした。
もうお金が全く残っていなかったのです。
本当の迷惑をかけました
その後はご主人にお話をされたとのことです。
何度かメールも電話も頂きました。
その都度「もう少し待ってください」とお願いしました。
ですが、全然返済できないでいました。
「大変申し訳ないのですが、代理人を立てることにしました」
個人からの借り入れで代理人が立てられるとは思っていなかったのでビックリはしました。
もうすべてを受け入れる事しかできませんでした。
その後の流れは非常に早いものでした
翌週には弁護士さんから電話がありました。
「借金を返済する意思はあるのか」
「分割に応じることは出来るのか」
弁護士さんは丁寧な方で事務所に呼んで頂きました。
「なるべく穏便に、出来れば分割でのお支払いをお願いできませんか」
私はハイとしか答えられませんでした。
その後、無料相談の弁護士さんに私も相談を致しました。
私の場合は個人再生も任意整理も厳しい状況でした
入社期間が短いから個人再生もダメ。
前回の任意整理から時間も経っておらず、借入先からの借入期間が短いので交渉もかなり難しいのではとのこと。
残すは自己破産のみ。
そうこうしているうちに、裁判所からの期日呼び出し状が届きました。
そして、差し押さえの日は迫っております。
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